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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科24巻7号

1970年07月発行

文献概要

手術

Fiber Light Diathermyによる網膜裂孔閉鎖術

著者: 松原忠久1 水野勝義1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.977 - P.982

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I.緒言
 近年各種fiber scopeをはじめとするfiberopticsの医学面への応用が盛んになつてきた。これは普通の光学系とは異なつて,光が曲がる,冷たい,明るいなどの特性をそなえている。眼科領域においては,Worst1),Cardona2)などはgoniotomy lensにglass fiberによる照明を組みこんだ新しいtypeのgonio-lensを発表している。またAmoils3)はgoniotomy knifeの方にglass fiberを組み合わせたself illumi—nating goniotomy knifeや硝子体内に脱臼した水晶体を取り出すためのself illuminating in—travitreous cryoprobeを開発した。著者はop—tical fiberを集束成型して作つたlight guideを用いて,その中心部にジアテルミー電極を組みこみ強膜外よりtrans-illuminationを行ないながら網膜剥離の手術を行なう器具を試作した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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