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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科25巻10号

1971年10月発行

文献概要

臨床実験

網膜剥離手術後における瞳孔異常について

著者: 吉田宗永1

所属機関: 1関西医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.2063 - P.2064

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緒言
 網膜剥離の復位手術として,ジアテルミー凝固とともに強膜短縮,Scleral bucklingなど眼球にかなりの侵襲を加える術式がひろく採用されているので,網膜剥離そのものによる網膜の機能低下の他に,眼球壁に加えられる諸種の手術侵襲の瞳孔に及ぼす影響の存在が推定される。しかるに今迄,網膜剥離手術後瞳孔異常については,Ad—ler and Scheie3)及びKronfeld1)らの報告をみるにすぎない。
 私は諸種の術式により行なわれた網膜剥離復位手術成功例について,瞳孔の大きさ,形,対光反応の検査をしたので,その成績について報告する(両眼手術10例を含む)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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