文献詳細
連載 眼科図譜・170
文献概要
〔解説〕
クロロキン製剤長期連用による眼障害は角膜症と網膜症が知られており,前者は比較的多く見られ,内服を中止する事によつて自然治癒するが,後者は症例も少なく,内服を中止しても症状は改善されず,次第に悪化するといわれている。
しかし,実際に長期にわたつて経過をみた例は少ないようである。本例は6年間にわたつて経過を観察中のものである。
クロロキン製剤長期連用による眼障害は角膜症と網膜症が知られており,前者は比較的多く見られ,内服を中止する事によつて自然治癒するが,後者は症例も少なく,内服を中止しても症状は改善されず,次第に悪化するといわれている。
しかし,実際に長期にわたつて経過をみた例は少ないようである。本例は6年間にわたつて経過を観察中のものである。
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