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第5回アフリカ・アジア眼科学会の開催について
著者: 三井幸彦1
所属機関: 1徳島大学医学部眼科
ページ範囲:P.196 - P.196
文献購入ページに移動 アフリカ・アジア眼科学会は1958年に設立された。設立の世話をしたのは主としてアラブ連合の眼科学会で,第1回の学会は1958年3月1日から5日間カイロで開かれた。日本からは萩野教授,中島教援及び私の3人が出席した。当時の記録によると参加者総数は243名であつた。この学会で本部はとりあえずカイロにおくことになつた。本部は現在までカイロにおかれているが,これは学会の度毎に本部役員及び本部の場所について討議され,その都度次の学会まで現況のままということになつたためで,次回の学会で変更することにきまれば,何時までも現在のままということではない。
日本眼科学会は1959年,本学会に加入した。本学会は4年毎に開かれることになつているが,国際眼科学会の開催年と重複しないようにするため,第2回学会だけは2年後の1960年に開き,以降4年毎で,なるべく1回毎にアフリカ地区とアジア地区と交互に開催ということになつた。しかし第2回はチュニジアが開催を希望したため,チュニスでWHOの参加を得て(TarizzoVirus部長出席) WHO会議場で開催された。我が国からは小口教授及びその教室員と私とが出席した。第3回学会は1964年イスタンブールで開かれ,我が国からは須田教授,河本博士,戸塚博士などが出席した。
日本眼科学会は1959年,本学会に加入した。本学会は4年毎に開かれることになつているが,国際眼科学会の開催年と重複しないようにするため,第2回学会だけは2年後の1960年に開き,以降4年毎で,なるべく1回毎にアフリカ地区とアジア地区と交互に開催ということになつた。しかし第2回はチュニジアが開催を希望したため,チュニスでWHOの参加を得て(TarizzoVirus部長出席) WHO会議場で開催された。我が国からは小口教授及びその教室員と私とが出席した。第3回学会は1964年イスタンブールで開かれ,我が国からは須田教授,河本博士,戸塚博士などが出席した。
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