文献詳細
文献概要
特別寄稿
Vogt・小柳・原田症候群,交感性眼炎の発病機転に関する考察
著者: 杉浦清治1
所属機関: 1北海道大学医学部眼科
ページ範囲:P.277 - P.281
文献購入ページに移動はじめに
Vogt・小柳・原田症候群(以下原田病と略す)交感性眼炎はまことになぞに包まれた疾患で,古くから数々の研究があるが,これら疾患の本態はなお不明である。臨床症状からみてメラニンあるいはメラノサイトが関係していることは推定できても,それがどの段階でどのように関与しているかはまだわかつていない。以下教室の研究をもとにこれら疾患の発病機転をめぐる,2,3の問題について考察してみたい。
Vogt・小柳・原田症候群(以下原田病と略す)交感性眼炎はまことになぞに包まれた疾患で,古くから数々の研究があるが,これら疾患の本態はなお不明である。臨床症状からみてメラニンあるいはメラノサイトが関係していることは推定できても,それがどの段階でどのように関与しているかはまだわかつていない。以下教室の研究をもとにこれら疾患の発病機転をめぐる,2,3の問題について考察してみたい。
掲載誌情報