icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科25巻3号

1971年03月発行

文献概要

原著

レフラクトメーターによる屈折測定について

著者: 米地和夫1 井出醇1

所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.427 - P.429

文献購入ページに移動
緒言
 われわれは普通外来での眼屈折測定にさいしては自覚的検査法と他覚的検査法とを併用し,その両者の成績を勘案して眼屈折状態を定めるのが常道である。他覚的検査法としてわれわれが日常用いるのは検影法,直像検査法,レフラクトメーターなどであるが,いずれの検査法においても自覚的屈折検査とはいくぶん違つた値が測定される。これまで検影法の誤差については幾多の報告があるが,特定のレフラクトメーターについて検討したものは比較的少ない。しかもその誤差は機械の種類,方式などにより異なることが予想されるので,今回われわれはZeiss-JenaのHartinger合致式レフラクトメーターを使つて眼屈折状態を測定し,自覚的測定法との違いについて検討を加えてみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?