文献詳細
文献概要
原著
Posner-Schlossman症候群に関する研究(第1報)—単純緑内障と合併せる1例
著者: 木村良造1 前川暢男1 今井克彦1 藤村澄江1 新田邦宏1
所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.523 - P.526
文献購入ページに移動Posner-Schlossman症候群(以下P-S症候群と略す)は1935年Kraupa1)がglaucoma aller—gicumとして報告した数例をもつて嚆矢とすべきものであるが,1948年PosnerおよびSchloss—man2)がGlaucomatocyclitic crisesとして症状,診断基準等を体系づけ,以来P-S症候群とよばれるようになつたものである。
本邦においても本症候群の報告はすでに多くをかぞえているが,本症候群と他の緑内障とが合併したという報告は少ない
掲載誌情報