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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科25巻3号

1971年03月発行

文献概要

原著

Waldenström's Macroglobulinemiaにおける眼球の組織学的所見

著者: 酒井文明1

所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.883 - P.888

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緒言
 1944年,Waldenström17)はMacroglobuli—nemiaについて最初の報告をし,その第1例には網膜出血を,第2例には網膜中心静脈閉塞症をみている。以来本症のさいの網膜症の病像およびその発生機序に関して多くの検索がなされているが,一方本症を含めたいわゆるHyperviscositysyndromeの血管病変についての議論も少なくない。1967年,教室の土屋ら13)は本症の臨床像について報告したが,今回同症例の摘出眼球について,組織学的に検索し得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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