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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科25巻4号

1971年04月発行

文献概要

特集 第24回日本臨床眼科学会講演集 (その1) 学会原著

Behçet病の併発白内障に対する手術のこころみ

著者: 小暮美津子1 原弘子1 小林加世子1

所属機関: 1東京女子医科大学眼科

ページ範囲:P.1133 - P.1141

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緒言
 Behçet病の視力に対する予後は非常に悪く,文献的に考察すると,失明率は信州大学の後半(1958〜1966年)の77.7%を除いては30%から40%で,失明にいたる平均期間は5〜6年である1)〜4)
 失明の直接原因2)4)は続発緑内障がすべての統計で一番多く,ついでブドウ膜炎,眼球癆,併発白内障の順になつており,併発白内障は失明の原因の約15%をしめている(第1,2表)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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