文献詳細
特集 第24回日本臨床眼科学会講演集 (その1)
学会原著
文献概要
緒言
未熟児網膜症は,われわれの1967年3月から1970年6月迄の3年3カ月,262例の観察では9.2%の頻度で発生している(第1表)。その大部分は軽症であり,重篤な後遺症を残さず自然に治癒してゆく。しかし一部少数例には進行性のものもあり,かかる症例の自験例2例,他の病院から紹介された3例について,永田1)の提案に従つて光凝固を行なつたので報告する。
未熟児網膜症は,われわれの1967年3月から1970年6月迄の3年3カ月,262例の観察では9.2%の頻度で発生している(第1表)。その大部分は軽症であり,重篤な後遺症を残さず自然に治癒してゆく。しかし一部少数例には進行性のものもあり,かかる症例の自験例2例,他の病院から紹介された3例について,永田1)の提案に従つて光凝固を行なつたので報告する。
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