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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科25巻4号

1971年04月発行

特集 第24回日本臨床眼科学会講演集 (その1)

学会原著

黄斑裂孔の螢光像

著者: 長谷川康紀1 平光忠久1 三宅謙作1

所属機関: 1名古屋大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1217 - P.1221

文献概要

緒言
 黄斑裂孔の螢光像に関しては,従来より「裂孔に一致して均一の微細顆粒状の螢光をみる」という表現にて記載され,事実そのような形のものが多い1)〜3)。しかし必ずしも一様ではなく,螢光のごくうすいもの,まだらなもの,あるいは螢光をまつたく欠くものなどがあることが指摘されている4)〜6)。私たちは老人性自発裂孔および比較的若年の外傷性裂孔の螢光像を検討し,いかなる要素が黄斑裂孔の螢光像に影響するかを考察し,また問題となつている黄斑部のmacular dark spotに関しても一部ふれてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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