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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科25巻5号

1971年05月発行

文献概要

特集 第24回日本臨床眼科学会講演集 (その2) 学会原著

先天性全色盲不全型の残存色感

著者: 飯沼巌1 近江栄美子1 前田裕子1

所属機関: 1和歌山県立医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1325 - P.1333

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緒言
 須知の如く,先天性全色盲は錐体一色型と杆体一色型に分類せられているが,後者は更に定型(typical)と不全型(atypical)に分けられている。共に杆体機能を主とするが,不全型には痕跡的な弁色能を残存していることが知られている。
 私共は最近この先天性全色盲不全型と考えられる2症例を経験したので,症例を追加報告すると共に,残存色感について私共の考えを述べ,御批判をあおぎたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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