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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科25巻5号

1971年05月発行

臨床実験

調節麻痺剤—サイプレジン1%点眼液の屈折検査の為の使用

著者: 長谷川栄一1 飛岡延子1

所属機関: 1岡山労災病院眼科

ページ範囲:P.1462 - P.1468

文献概要

緒言
 小児の屈折検査の為には,調節麻痺作用も発現が早く,十分深い調節麻痺効果があり,しかも適当な作用時間の得られる薬の出現が望まれる。
 1952年,Traves & Testaにより合成されたアリル酢酸のアミノアルキル誘導体Cyclopen—tolate hydrochloride (米国薬局方第18版にも収載され,Cyclogylの商品名で米国に於て市販されている)は白色の結晶で水溶性,融点139℃,下記の構造式を示す物質である(第1図)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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