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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科25巻6号

1971年06月発行

特集 第24回日本臨床眼科学会講演集 (その3)

学会原著

Pigmentary glaucomaについて

著者: 岩田和雄1 森平幸雄1 難波克彦1

所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1559 - P.1565

文献概要

緒言
 Sugarが本症を一つのclinicopathologicalentityとみなし,色素性緑内障pigmentaryglaucomaと命名して以来約30年を経過した。現在までに欧米では約150例の報告があり,眼科専門医ならば通常本症の1〜2例を経験しているといわれる。わが国では興味をもつて探索されているにも拘わらず,例数はきわめて少なく,現在までに報告されたものはわずか2例にすぎない。
 私共はここ数年間に本症の2例を経験した。1例は前眼部の先天異常を伴い,両例とも高度のステロイドレスポンスを示す他2〜3の特徴が認められた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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