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臨床験実
Behçet病治療法の検討—(その4)ステロイドホルモン使用の現況
著者: 青木功喜1 藤岡憲三1
所属機関: 1北海道大学眼科学教室
ページ範囲:P.1661 - P.1665
文献購入ページに移動緒言
未知の原因で発症し遷延化していくBehçet病に,ステロイドホルモンが有効に働くという事は臨床的によく経験する事実である。しかしこのホルモンが一般化するにつれて,新しい問題をみている。Behçet病とステロイドホルモンの問題については,氏原1),徳田2)が報告を行なつているが,我々は従来報告しているBehçet病治療法の検討3)〜5)の一つとして,ステロイドホルモンを取上げて,2,3の問題に検討を加えたので,その結果を報告し諸家の御批判を受けたい。
未知の原因で発症し遷延化していくBehçet病に,ステロイドホルモンが有効に働くという事は臨床的によく経験する事実である。しかしこのホルモンが一般化するにつれて,新しい問題をみている。Behçet病とステロイドホルモンの問題については,氏原1),徳田2)が報告を行なつているが,我々は従来報告しているBehçet病治療法の検討3)〜5)の一つとして,ステロイドホルモンを取上げて,2,3の問題に検討を加えたので,その結果を報告し諸家の御批判を受けたい。
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