文献詳細
文献概要
連載 眼科図譜・165
圧迫ゴニオスコピーにより観察した周辺虹彩前癒着の型について
著者: 中村泰久1 能勢晴美1 北沢克明1
所属機関: 1千葉大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1699 - P.1700
文献購入ページに移動原発閉塞隅角緑内障の診断及び治療方針を決定する上で,周辺虹彩前癒着(PAS)について検討する事の重要性は,原著に詳細に述べ,強調したところである。私達はその中でPASを12型に分類し検討を加えたが,ここにそのうちの数型を供覧する。すなわち,(1)強膜岬に付くテント型,(2)隅角線維柱帯の下から1/3に付く屋根型,(3)強膜岬に付く丘陵型,(4)隅角線維柱帯の下から1/3に付く丘陵型,(5)隅角線維柱帯の下から2/3に付く丘陵型,の5型である(図は全て上段が圧迫前,下段が圧迫後の所見である)。
掲載誌情報