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第2回光凝固研究会報告記
著者: 盛直之1
所属機関: 1関西電力病院
ページ範囲:P.1891 - P.1893
文献購入ページに移動 最近我が国における光凝固装置の普及はめざましく,現在その数は約60台に達している。そして,その臨床応用面も広がり,網膜剥離はもとより,前眼部応用即ち瞳孔形成術,前房内嚢腫,上皮下降,虹彩嚢腫,虹彩脱出等から,広く網膜脈絡膜疾患,血管性病変,殊に中心性網膜炎,網膜静脈閉塞症,糖尿性網膜症,未熟児網膜症,更に眼内悪性腫瘍の治療へと適応範囲が非常に拡大して,眼科領域でなくてはならない治療器械になつてきている。
昭和44年(1969年)10月Combergが来日して,光凝固講習会が行なわれ,その時の模様は清水昊幸氏により第1回光凝固研究会報告記として臨床眼科24巻2号に掲載されているが,これは講習会であり,又,それより以前,昭和41(1966年)5月にMeyer-Schwickerathの来日の際の講習会もあつたので,演題を募集して行なわれた研究会としては,昭和45年(1970年)秋の臨床眼科学会光凝固グループ・ディスカッションが第1回光凝固研究会であると思われる。
昭和44年(1969年)10月Combergが来日して,光凝固講習会が行なわれ,その時の模様は清水昊幸氏により第1回光凝固研究会報告記として臨床眼科24巻2号に掲載されているが,これは講習会であり,又,それより以前,昭和41(1966年)5月にMeyer-Schwickerathの来日の際の講習会もあつたので,演題を募集して行なわれた研究会としては,昭和45年(1970年)秋の臨床眼科学会光凝固グループ・ディスカッションが第1回光凝固研究会であると思われる。
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