文献詳細
文献概要
臨床実験
内斜視に対するUbretid点眼液の使用経験
著者: 豊増典子1 今村由美子1 山下敦子1
所属機関: 1長崎大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1955 - P.1962
文献購入ページに移動調節性が疑われる斜視にたいして,まず強力抗コリンエステラーゼ剤である縮瞳薬の点眼を行なつてみることは,今日ではもはやルーチンの方法となつている。当教室の斜視弱視室ではこれまで,調節性因子が関係していると思われる内斜視に,主として0.06%のPhospholine iodide (以下PI)を使用し,かなりの成績をあげてきたが,今回Ubretid (以下UBR)点眼液を使用する機会をえて,若干の患者に使用を試みたので,その結果を報告する。
掲載誌情報