文献詳細
臨床実験
文献概要
緒言
1963年,藤井1)はelectric phosphene現象を利用し,網膜感電力の簡便測定法を発表し,次いで,これを白内障術前検査に応用して2)その成績を報告している。著者等は,ここ数年間,白内障術前検査として,網膜感電力検査の追試を行なつてきたが,その結果,本法は簡便であり,ERGの探知し得ないある種の疾患を予知し得ることが可能であり,白内障術前検査としてERGと組み合わせて必ず行なうべき最少の検査法であると考えるに至つたので,ここに追試の成績を報告する。
1963年,藤井1)はelectric phosphene現象を利用し,網膜感電力の簡便測定法を発表し,次いで,これを白内障術前検査に応用して2)その成績を報告している。著者等は,ここ数年間,白内障術前検査として,網膜感電力検査の追試を行なつてきたが,その結果,本法は簡便であり,ERGの探知し得ないある種の疾患を予知し得ることが可能であり,白内障術前検査としてERGと組み合わせて必ず行なうべき最少の検査法であると考えるに至つたので,ここに追試の成績を報告する。
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