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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科26巻1号

1972年01月発行

臨床実験

渦静脈圧Tonography法

著者: 糸井素一1

所属機関: 1順天堂大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.41 - P.47

文献概要

はじめに
 今から20年前に開発されたTonography1)2)は段々と普及し,今では世界中で広く使われている。眼の房水動態とか,緑内障の問題点を明らかにしたTonographyの功績は高く評価されているが,その反面,Tonographyには誤差が多く,測つた房水流出率とか,房水産生率はあまり信用できないという事実を否定することはできない3)
 この20年の間に,沢山の人がTonography法を改良して,信頼するに足る房水流出率とか,産生率を測ろうと試みたが,Tonographyの誤差をうまく追放することはできなかつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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