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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科26巻10号

1972年10月発行

文献概要

第5回アジア・アフリカ眼科学会印象記

第5回アジア・アフリカ眼科学会を終えて,他

著者: 三井幸彦1

所属機関: 1徳島大学

ページ範囲:P.1248 - P.1268

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 第5回アジア・アフリカ眼科学会は本年7月9日から13日まで5日間にわたつて帝国ホテルで開催された。学会前に登録された参加者約500名,当日登録して参加した者約200名で,予想をはるかに上回る盛会であった。会場は800人を収容できる場所であつたが,開会式の時には座席が不足し,大勢の人が立つたままでなければならないほどであつた。外国からの出席者は約120名で,所属は世界各国にわたつた。すなわち,アルジェリア,ブラジル,象牙海岸,チェコスロバキア,セイロン,エジプト,印度,インドネシア,イラク,朝鮮,レバノンモロッコ,ナイジェリア,パキスタン,フィリピン,カタール,サウジアラビア,ルーマニア,南ア,スーダンシリア,タイ,トルコ,チュニジア,米国,ソ連,西独マレーシア,フランス,台湾,ニュージランド,セネガールおよびジョルダン(順序不同)であつた。本学会が計画された当初の予想は参加国数31,参加見込人員国外100,国内250,計350ということであつたので,予想外の盛況であつたということができる。最初の計画では日生会館を会場とする予定であつたが(収容400),ここではとても収容することができない見通しとなつたため,帝国ホテルに変更された次第である。また会期も演題多数のため4日間から5日間に延期され,会場も最初なるべく一会場でできるように計画したけれど,到底収容しきれないことが判明したので,午後は3日間を2会場に分けて行なうことになつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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