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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科26巻11号

1972年11月発行

文献概要

手術

鑷子型虹彩リトラクター

著者: 松崎浩1

所属機関: 1慈恵医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.1337 - P.1339

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 Cryo-surgeryが進歩し,特に白内障の冷凍嚢内摘出法(cryoextraction)が一般化してきている。従来嚢内摘出術は嚢外摘出術にくらべ高度の技術を要し,また危険度が高いといわれていたが,冷凍手術法の発展や器械器具の改良で比較的容易に,しかも安全に全摘出術を行なうことができるようになつたためと思う。
 白内障全摘出術を冷凍法で行なう場合,術中術後の偶発事故に出遇うことなく,円滑に行なうためには,眼圧の制御と瞳孔を適当な大きさに保つことが必要であるとされているが,著者はこれに加えて虹彩リトラクターの適応なものを選ぶことが存外重要であると考える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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