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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科26巻12号

1972年12月発行

文献概要

臨床実験

若年型家族性黒内障性痴呆の一例

著者: 武井洋一1

所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1383 - P.1386

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緒言
 家族性黒内障性痴呆は,発病年齢,およびその症状によって分類されているが,Tay-Sachs型が比較的多いのにくらべ,Vogt-Spielmeyer型は割合少ないようである。ともに進行型の視力障害と大脳障害症状を示すが,若年型は,その眼底変化は,黄斑部の変化を主とするものと,周辺部網膜の変化を主とするものに分けられる。今回,両方の変化が混在している若年型と思われる1症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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