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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科26巻2号

1972年02月発行

文献概要

臨床実験

広角眼底カメラによる螢光撮影について

著者: 田中宏和1 野寄達司1 馬場賢一1 藤田邦彦1 加藤尚臣2 田尾森郎2

所属機関: 1順天堂大学医学部眼科学教室 2日本光学株式会社

ページ範囲:P.213 - P.215

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 著者らは,さきに発表した両凸型対物レンズを使用した大型眼底カメラ1)を用いて螢光撮影を行ない,良好な結果を得た。本カメラの特長はその撮影視野の広いことで(45度),従来のカメラ(30度)の約2倍の包括面積を有しているから,乳頭,黄斑部を含む後極の病変を一画面に撮影可能である。特に螢光撮影のごとく,変化が早く撮影中に視野の変更が困難な場合非常に有用である。今回は本カメラの使用経験から特にフィルター,フイルム等撮影条件について検討した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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