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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科26巻3号

1972年03月発行

文献概要

特集 第25回日本臨床眼科学会講演集(その2) 学会原著

人工透析術患者の螢光眼底所見

著者: 山形幸枝1 村田充輝1 山田宏図1 高橋正孝1 山形陽2

所属機関: 1福島県立医科大学眼科学教室 2福島県立医科大学第3内科学教室

ページ範囲:P.305 - P.309

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緒言
 腎不全の患者に対する人工透析術の発達1)2)は近年著しく,その臨床的成果も一段と充実してきた。人工透析患者の眼底所見は患者の管理状態の判定に重要な役割を果すと考え,先に当教室の保坂ら3)は検眼鏡的眼底所見の推移を報告し4)5),われわれ6)も以前に少数例であるが螢光眼底撮影所見より検討した。さらにわれわれは今回人工透析術による眼底の動脈,出血,白斑,うつ血乳頭の変化を螢光眼底所見より探究した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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