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連載 眼科図譜・174
Hippel病における黄斑部移動の1例
著者: 武井洋一1 米地和夫1 涌沢成功1 佐藤紀子1 斉藤武久1
所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.441 - P.442
文献購入ページに移動黄斑部の背景螢光が微弱であることの解釈には,その部の色素上皮の解剖学的な差に帰するものと,網膜内にbarrierを求めるものと,大きくは二つに分けられるが,これはどちらが主役をなすかという程度であり,他方を除外しているわけではない。
今回,Hippel病の患者に光凝固を行ない,その後,網膜剥離をひきおこし,黄斑部が乳頭側に牽引された1例を経験し,その前後のカラー,螢光撮影を行なつたので,その写真を供覧する。
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