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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科26巻4号

1972年04月発行

文献概要

連載 眼科図譜・174

Hippel病における黄斑部移動の1例

著者: 武井洋一1 米地和夫1 涌沢成功1 佐藤紀子1 斉藤武久1

所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.441 - P.442

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〔解説〕
 黄斑部の背景螢光が微弱であることの解釈には,その部の色素上皮の解剖学的な差に帰するものと,網膜内にbarrierを求めるものと,大きくは二つに分けられるが,これはどちらが主役をなすかという程度であり,他方を除外しているわけではない。
 今回,Hippel病の患者に光凝固を行ない,その後,網膜剥離をひきおこし,黄斑部が乳頭側に牽引された1例を経験し,その前後のカラー,螢光撮影を行なつたので,その写真を供覧する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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