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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科26巻5号

1972年05月発行

文献概要

特集 第25回日本臨床眼科学会講演集(その4) 学会原著

広大眼科で加療した続発網膜剥離症例の総括

著者: 石田尚史1 百々次夫1 調枝寛治1 高橋明1 稲原明肆1

所属機関: 1広島大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.613 - P.618

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緒言
 続発網膜剥離は原発疾患に基づく多様な臨床症状を示し,またその治療法も画一的でない。すなわち,原発疾患の治療と安静保持で復位するものがある一方,生命の危険のために剥離の治療対象となりえないものがあり,また,復位促進手術を試みざるをえないような症例もある。
 われわれは,1956年1月から1971年6月までの15年6カ月間に,広大眼科に受診した続発網膜剥離症例を総括して,原発疾患別分類およびその頻度,さらに加えた手術療法とその治療成績について検討したところを報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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