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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科26巻7号

1972年07月発行

文献概要

眼・光学学会

Nikonアプラネーショントノメーターについて

著者: 長谷川弘1 児玉明彦1 野寄達司2 馬場賢一2 藤田邦彦2

所属機関: 1日本光学工業株式会社 2順天堂大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.928 - P.930

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 アプラネーショントノメトリーは精密な眼圧測定法として臨床上不可欠の検査法であり,日常外来で広く利用されている。しかし,いまだ国産の製品はなく,主としてHaag-Streit社の製品を使用しなくてはならなかつた。また日本光学はスリットランプは製作しているが,これに付属するアプラネーショントノメーターはなく,かつHaag-Streit製のトノメーターはその構造上使用することが困難であつた。
 これらの理由から,われわれは新しいトノメーターの開発の必要に迫られ,従来のものより形も小さく,精度もすぐれ,またあらゆる位置で測定可能なトノメーターを設計した。さらにこのトノメーターを利用して,アプラネーショントノメトリー専用機を製作し,良好な結果を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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