文献詳細
眼・光学学会
文献概要
緒言
コンタクトレンズの最も頻度の高い使用法は屈折異常矯正である。当然のことながら,屈折異常矯正レンズは,その装用状態において,あらゆる径線にて,無限遠の点と網膜中心窩が共軛関係にあることが要求される。著者の一人西信は,かつてこの問題を検討し,臨床に便利な計算表を発表している。われわれは今回,先に中尾らの発表せる光学的模型眼を用いて光線追跡を行ない,コンタクトレンズの矯正効果を検討したので報告する。
コンタクトレンズの最も頻度の高い使用法は屈折異常矯正である。当然のことながら,屈折異常矯正レンズは,その装用状態において,あらゆる径線にて,無限遠の点と網膜中心窩が共軛関係にあることが要求される。著者の一人西信は,かつてこの問題を検討し,臨床に便利な計算表を発表している。われわれは今回,先に中尾らの発表せる光学的模型眼を用いて光線追跡を行ない,コンタクトレンズの矯正効果を検討したので報告する。
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