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臨床実験
眼サルコイドージス(第6報)—胸部病変がおくれて出現した1例
著者: 山田酉之1 長谷川桂子1 朝岡真1 米地和夫1 氏家瑞恵1
所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.1133 - P.1136
文献購入ページに移動サルコイドージスの主病変が胸部病変であることは一般に認められているが,これを欠く症例も少数みられ,全身の病変の相互の関係は発生機序とからんで興味を持たれているところである。われわれの報告する1例は,胸部病変が眼病変よりはるかにおくれて出現したきわめて稀なものであるが,逆に胸部病変が早くから出没していた可能性を示唆するものであつた。
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