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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科27巻1号

1973年01月発行

特集 第26回日本臨床眼科学会講演集(その1)

講演 学会原著

中年片眼白内障の特殊性について

著者: 村田忠彦1 日隈陸太郎1 池間昌陸1 岡沢洋子1

所属機関: 1熊本大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.61 - P.67

文献概要

緒言
 中年の人で,片眼にのみかなり進行した白内障を認め,他眼には白内障を全く認めないか,あるいはきわめて軽度の水晶体混濁を認めるのみで,視力は正常な症例をみることがある.このような症例では,白内障手術中および術後に,術前に予期しなかつた異常の発生することが多く,時には予後不良となることもあるといわれ,積極的に手術を行なうべきか否かについて疑問をもつている人さえもある。
 われわれは中年片眼白内障の15例について手術を行なう機会を得たので,その特殊性について報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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