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臨床実験
白内障術後の矯正眼鏡に対する考察
著者: 原田清1
所属機関: 1大阪赤十字病院眼科
ページ範囲:P.1217 - P.1224
文献購入ページに移動緒言
白内障は眼科特有の疾患で,原因がどのようなものであれ原則として治療は手術であり,術後処置はコンタクトレンズまたは眼鏡を使うこと以外には対策がない。
この手術方法,術式,予後,合併症の対策については顕微鏡手術,ERG,レーザー光応用の検査等で大きく進歩し,白内障患者が入院して医療機関で受ける治療水準ははなはだ向上したが,その反面,退院後の視機能回復についての考慮は不完全,不十分で,医師も患者もあまり関心を払つていない。
白内障は眼科特有の疾患で,原因がどのようなものであれ原則として治療は手術であり,術後処置はコンタクトレンズまたは眼鏡を使うこと以外には対策がない。
この手術方法,術式,予後,合併症の対策については顕微鏡手術,ERG,レーザー光応用の検査等で大きく進歩し,白内障患者が入院して医療機関で受ける治療水準ははなはだ向上したが,その反面,退院後の視機能回復についての考慮は不完全,不十分で,医師も患者もあまり関心を払つていない。
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