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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科27巻11号

1973年11月発行

文献概要

私の経験

白内障手術にさいして行なつた塩酸プロカイン球後注射によるショック死の一例

著者: 原たか子1 原孜1

所属機関: 1原眼科病院

ページ範囲:P.1325 - P.1332

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緒言
 今回,私たちは白内障手術のさいに行なつた2%塩酸プロカイン(商品名オムニカイン,第一製薬製)2mlの球後注射によりショックを生じ,蘇生術を試みたにもかかわらず死に至つた症例を経験した。
 今日,塩酸プロカインは,塩酸リドカインとともに各科領域において最も広く使用されている薬剤であり,他家への警鐘となすためにも,今回の私たちの症例を公表することは意義あることと考え報告する次第である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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