文献詳細
臨床実験
除草剤グラモキソン(Paraquat)による角結膜のChemical burnの1例
著者: 藤田邦彦1
所属機関: 1佐久総合病院眼科
ページ範囲:P.1399 - P.1401
文献概要
グラモキソン(Gramoxone)はParaquatを含んだ強力な除草剤で,英国等では1960年代より,日本では1970年代より使用されている。著者はこのグラモキソン原液(24%)を両眼に誤入した結果,酸による角結膜のChemical burnと同様の変化,すなわち急性カタル性結膜炎および角膜ビランを伴つた症例を経験したので報告する。
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