文献詳細
特集 第26回日本臨床眼科学会講演集(その3)
学会原著
文献概要
緒言
Tübinger Perimeterを用いた研究を,今までに教室においてすでに,古田氏1)が「網膜各部位における明度識別閾値」,「光波長特性」を,藤堂氏2)は「フリッカー明度識別閾値」に関する基礎研究とその臨床的応用を,さらに遠藤氏3)は「光波長特性に関する臨床的研究」をそれぞれ発表してきた。著者は,今回この分野の研究をさらに発展させることを目的として実験したので,その成績について報告する。
これまでの文献によると,フリッカー視野は,中心部のフリッカー検査が多く,視神経疾患にて,中心部のフリッカー機能低下が認められている。また色フリッカーについては外間氏6)の研究があり,色フリッカー値により,病巣が視交叉前または視交叉以降のいずれにあるかの鑑別をされている。
Tübinger Perimeterを用いた研究を,今までに教室においてすでに,古田氏1)が「網膜各部位における明度識別閾値」,「光波長特性」を,藤堂氏2)は「フリッカー明度識別閾値」に関する基礎研究とその臨床的応用を,さらに遠藤氏3)は「光波長特性に関する臨床的研究」をそれぞれ発表してきた。著者は,今回この分野の研究をさらに発展させることを目的として実験したので,その成績について報告する。
これまでの文献によると,フリッカー視野は,中心部のフリッカー検査が多く,視神経疾患にて,中心部のフリッカー機能低下が認められている。また色フリッカーについては外間氏6)の研究があり,色フリッカー値により,病巣が視交叉前または視交叉以降のいずれにあるかの鑑別をされている。
掲載誌情報