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特集 第26回日本臨床眼科学会講演集(その4) 学会原著
眼疾患者の爪床部皮膚毛細血管観察
著者: 桐渕利次1
所属機関: 1日本医科大学附属病院眼科
ページ範囲:P.423 - P.434
文献購入ページに移動緒言
1916年,Weiss氏によつて,簡単な操作の下に,生体の皮膚毛細血管を観察する方法が,老案されて以来,Müller1)氏によつて,多数の報告がなされた,,眼科領域においても,Scheerer2)Meszaros3),Toth3)Mielke4),三条5),松山6),難波7)氏等の報告がある。眼球結膜血管については,特別な操作を施すことなしに観察し得るので,古くよりその検索が行なわれ,Müllerをはじめとして,現在でも多数の報告がある。著者は今回,緑内障患者を主たる対照として,爪床部皮膚毛細血管を観察した。また,同時に角膜辺縁血管蹄係綱の状態も観察した。
1916年,Weiss氏によつて,簡単な操作の下に,生体の皮膚毛細血管を観察する方法が,老案されて以来,Müller1)氏によつて,多数の報告がなされた,,眼科領域においても,Scheerer2)Meszaros3),Toth3)Mielke4),三条5),松山6),難波7)氏等の報告がある。眼球結膜血管については,特別な操作を施すことなしに観察し得るので,古くよりその検索が行なわれ,Müllerをはじめとして,現在でも多数の報告がある。著者は今回,緑内障患者を主たる対照として,爪床部皮膚毛細血管を観察した。また,同時に角膜辺縁血管蹄係綱の状態も観察した。
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