icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床眼科27巻7号

1973年07月発行

文献概要

臨床実験

Forced Duction Testの他覚的表示—第3報筋無力症への応用について

著者: 岩瀬文治1 古賀旭1 城月裕高1

所属機関: 1京都府立医科大学眼科

ページ範囲:P.881 - P.884

文献購入ページに移動
緒言
 筋無力症は神経筋接合部の障害が原因とされており,眼科領域における症状としては,瞼下垂および眼球運動障害が認められる。
 1967年Glaser1)は,抵コリンエステラーゼ剤のTensilon (Antirex)を静注することにより,静注前後の眼圧差が筋無力症患者においては著明に変動することから,Tensilon tonographyという診断法を確立して脚光をあびた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?