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臨床実験
Forced Duction Testの他覚的表示—第3報筋無力症への応用について
著者: 岩瀬文治1 古賀旭1 城月裕高1
所属機関: 1京都府立医科大学眼科
ページ範囲:P.881 - P.884
文献購入ページに移動筋無力症は神経筋接合部の障害が原因とされており,眼科領域における症状としては,瞼下垂および眼球運動障害が認められる。
1967年Glaser1)は,抵コリンエステラーゼ剤のTensilon (Antirex)を静注することにより,静注前後の眼圧差が筋無力症患者においては著明に変動することから,Tensilon tonographyという診断法を確立して脚光をあびた。
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