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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科27巻7号

1973年07月発行

文献概要

臨床実験

強度近視の矯正視力について

著者: 所敬1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.885 - P.890

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緒言
 強度近視には網膜剥離,硝子体混濁,脈絡膜出血,黄斑部変性および緑内障など種々の合併症が認められるが,特にこのような合併症が存在しないと思われても矯正視力の不良な症例がみられる。屈折度と視力との関係については従来より多数の報告がみられるが,強度近視眼は少数例でこれを除いて統計をとつているものが多い1)。そこで今回は,強度近視に重点をおき,その裸眼視力および矯正視力を統計的に観察し,合併症のない強度近視で矯正視力が不良な点に関して考察を加えた。また,7年間の推移を観察中強度近視に進展してきた症例の視力,屈折度および眼軸長の経過についても報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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