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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科27巻7号

1973年07月発行

臨床実験

フルオレスセイン結膜下注射による前房染色に関する研究—第2報各種眼疾患についておよび点眼剤の温流におよぼす影響について

著者: 鈴木昭子1

所属機関: 1東北大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.891 - P.896

文献概要

緒言
 Fluorescein-Na (以後Fと略記)結膜下注射による前房染色法1)2)は,微量のFにて高濃度の前房染色が可能であり,各種前眼部疾患診断への応用はもとより,その他の臨床ならびに研究への応用範囲が広いものである。
 著者は第1報3)において,結膜下注射されたFの前房への流入経路について隅角鏡を使用して観察し,また正常眼温流について観察撮影し,その成績を報告した。今回はこの方法を各種眼疾患者に応用し,さらに点眼剤による温流の変化を経時的に観察し,撮影することができたのでその成績を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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