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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科27巻8号

1973年08月発行

文献概要

臨床実験

周辺性網膜剥離を伴う特異な網脈絡膜病変—第2報病因論の検討と鑑別診断

著者: 三村康男1 法貴隆1 湯浅武之助1 当麻信子1 森山穂積1

所属機関: 1大阪大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1015 - P.1020

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緒言
 第1報1)において,眼底後極部の灰白色性滲出斑によつてはじまり,その経過中に周辺性網膜剥離を呈した7症例の臨床像とその特徴について報告した。これらの症例は軽重の差,経過などで若干の差異をみとめるが,多くの共通点を示し,独立した疾患と考えられる。しかし,初発病変の性状,周辺性網膜剥離の出現,螢光眼底の所見など,個々の症状をとりあげてみると,類似する他の疾患も少なくない。本報では,本症に関する病因論的な検討と他の疾患との鑑別について報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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