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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科28巻1号

1974年01月発行

文献概要

臨床報告

von Recklinghausen病にみられた視神経膠腫の一例

著者: 大野新治1 田中俊夫2 平石聡3

所属機関: 1北里大学医学部眼科学教室 2北里大学医学部病理学教室 3北里大学医学部小児科学教室

ページ範囲:P.159 - P.164

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緒言
 Recklinghausen病の眼症状として眼瞼部および眼窩の叢状神経腫(plexiform neurofibroma—tosis),虹彩の小結節,緑内障,ブドウ膜外反の発生などはよく知られている。欧米では,同病に高頻度に視神経膠腫の発生が報告されて,両者の関係が注目されているが,本邦ではこのような症例の報告はまだないようである。
 最近,著者らは視神経膠腫によつて眼球突出の起こつた幼児で,虹彩の小結節のほか躯幹部および臀部に散在性のcafé—au-lait様の色素性母斑が存在したRecklinghausen病の症例を経験したので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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