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特集 第27回日本臨床眼科学会講演集 (その3) 講演 学会原著
眼窩骨腫と思われた過骨症のエコーグラム
著者: 月花一1 新居啓子1 荻野総夫1 谷善行2 岡本途也2
所属機関: 1昭和大学医学部眼科学教室 2昭和大学医学部耳鼻咽喉科学教室
ページ範囲:P.387 - P.392
文献購入ページに移動前頭骨等に発生するいわゆる眼窩骨腫は比較的稀なものとされているが,近くは1971年福田ら1)による報告等,本邦においても何例か記載されている。また本疾患類似の過骨症は本症との鑑別が非常に困難である2)とされているが,今回われわれは本症を疑わせる症状,すなわち患眼の視力障害,視野狭窄,複視,眼球突出,眼筋麻痺等を主訴として来院した患者に対して超音波診断装置による検査を中心に種々の検索を行なう機会を得たので報告する。
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