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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科28巻5号

1974年05月発行

文献概要

特集 第27回日本臨床眼科学会講演集 (その5) 講演 臨眼特別講演 学会抄録

眼内異物に対する超音波診断の検討

著者: 大根節直1 河越睦郎1 青柳健男1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.663 - P.663

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 超音波診断の応用において,1つの重要な分野として眼内異物の検査が挙げられる。この方面では,Oksala,Ossoinig, Panner, Coleman, Bronson,および山崎らの報告をみるが,われわれも,Echographyを従来のX線検査法と併用すれば,さらに眼内異物の診断精度を向上させ得ることを経験し,かつこれらの点に関しいくつかの特色を検討し,新知見を得たと思われるのでその大要を述べることにした。
 検査に用いた眼科用超音波診断装置は,ゼネラル製ZD−251型で,AおよびBモードを行ない,LH振動子5mmφ,15MHzを用い,坐位で水浸法,水平スキャンを行ない,またわれわれの開発した仰臥位用超音波スキャナーも用いて,仰臥位による子午線360°全方向のセクタ・スキャンも行なつて,眼内異物の定位を行なつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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