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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科28巻7号

1974年08月発行

文献概要

臨床報告

白内障手術患者の術前全身検査結果の検討

著者: 幸塚悠一1 中内正海1 依光純子1

所属機関: 1松山赤十字病院眼科

ページ範囲:P.883 - P.887

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緒言
 眼科手術といういわば局所的な手術にさいして,どの程度全身状態を把握していれば十分かということはなかなかむずかしい問題である6)。眼科手術といえども何らかの全身麻酔や基礎麻酔を応用する症例が増えているから術前検査はできるかぎり慎重に行なうべきではあるが,範囲を拡げていけばきりのないことでもあるし,一方では主として保険診療の問題にからんで最近の医者は無駄な検査をしすぎるという声もある。いずれにせよ,どの検査にどれだけの意味があるかを知り,効果的に検査を実施すべきであることは当然である。そのためわれわれの病院で過去に行なつた手術患者の術前検査結果を検討してみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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