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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科28巻7号

1974年08月発行

文献概要

臨床報告

原発性アルドステロン症(Primary Aldosteronism)の1例

著者: 田中幸子1

所属機関: 1弘前大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.899 - P.903

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緒言
 原発性アルドステロン症は1955年Conn1)によりはじめて記載された疾患で,本症では周期性四肢麻痺,発作,多飲,多尿,脱力などの臨床像があり,高血圧,低K血,腎濃縮力低下が100%例外なくみられているといわれている。本邦においては1957年,鳥飼2)によりはじめて報告されて以来,年ごとにその症例数は増加しているが,眼科領域からの報告は少ない。今回本症の1例を経験し,その術前,術後の眼底変化を観察する機会を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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