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臨床報告
眼瞼癌腫に対するBleomycinの治療効果
著者: 大石正夫1 今井正雄1 西塚憲次1
所属機関: 1新潟大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.921 - P.927
文献購入ページに移動1962年本邦梅沢博士によつて発見された新しい抗腫瘍性抗生剤Bleomycin (以下,BLM)は,臨床的に市川ら(1966)により扁平上皮癌に対して有効性が認められて以来,皮膚,泌尿器科をはじめとする各科領域で臨床応用されてきている。
眼科領域における従来の報告例は,土方ら(1970)の眼瞼のbased celled carcinomaおよびsquamo-basal celled carcinoma各1例に対する治験例,および咽ら(1971)のRetino—blastoma 2例に対する使用例をみるにすぎない。
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