文献詳細
文献概要
GROUP DISCUSSION
第10回眼感染症
著者: 小林俊策1
所属機関: 1山口大学
ページ範囲:P.979 - P.982
文献購入ページに移動1.ブドウ球菌性膿痂疹の院内多発例について
昭和48年2月から3月にかけて収容された新生児106名のうち18名にブドウ球菌性膿痂疹が発症した。眼瞼縁炎のもの5名,眼瞼縁炎と新生児天疱瘡のもの5名,新生児天疱瘡のみのもの8名であつた。
本症が集団的に発生したのは新生児室の暖房用通風口からの落下細菌によるためと推定された。原因菌はStaphylococcus aureusであつた。
昭和48年2月から3月にかけて収容された新生児106名のうち18名にブドウ球菌性膿痂疹が発症した。眼瞼縁炎のもの5名,眼瞼縁炎と新生児天疱瘡のもの5名,新生児天疱瘡のみのもの8名であつた。
本症が集団的に発生したのは新生児室の暖房用通風口からの落下細菌によるためと推定された。原因菌はStaphylococcus aureusであつた。
掲載誌情報