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臨床報告
内斜視と縮瞳剤—第6報新しいバリラックスレンズII型の調節性内斜視への応用
著者: 束野美世子1 尾林満子1 寺門律子1 石川哲1
所属機関: 1北里大学医学部眼科学教室
ページ範囲:P.21 - P.29
文献購入ページに移動内斜視,特に調節性内斜視の非観血的療法として眼鏡矯正,縮瞳剤使用,バイフォーカルレンズ,バリラックスレンズI型,オーソプティクス(視能訓練)などが行なわれている。
1956年Burianは,調節性内斜視で近見時に残余角を有する症例にバイフォーカルレンズを使用し,良好な成績を得たと報告している。本邦では内藤・石川らがバイフォーカルレンズを,田沢・魏・石川らはバリラックスI型をそれぞれ調節性内斜視に応用し,良好な成績を報告している。
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