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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科29巻10号

1975年10月発行

文献概要

臨床報告

視神経乳頭サルコイドージス

著者: 酒井寿男1 渡辺郁緒1

所属機関: 1名古屋大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1141 - P.1146

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緒言
 1961年わが国にサルコイドージス総合研究班がおかれ,この時点を境にして眼科領域においてもサルコイドージスパ注目され,その眼科的な臨床的特徴も次第に明らかにされてきている。眼サルコイドージスにおいては,眼底も含め眼球のほとんど全領域にわたつて病変部がみられている。私たちは国際分類ⅠAのpleocytosisを伴う髄膜炎およびArgyll Robertson pupilを示すneu—rosarcoidosisの症例で,左眼の視神経乳頭肉芽腫を3年にわたつて経過観察中であり,また他に国際分類ⅣAに入る症例の右乳頭に肉芽腫様変化をみたので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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