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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科29巻12号

1975年12月発行

文献概要

眼・光学学会

軟性白内障の治療としてのレーザー水晶体穿刺術

著者: M.M1 百瀬皓

所属機関: 1

ページ範囲:P.1347 - P.1350

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 医学におけるレーザーの利用はごく最近始められ,そしてその可能性の研究は最初の進歩をなしつつあるのみである。臨床的研究の最初の目標は通常はレーザー照射の熱(凝固)効果であつた。眼科学におけるレーザーの応用は現在まで眼底の病変即ち,網膜剥離,糖尿病性網膜症等に対して主として限られていた。その他の(非熱)効果はごく最近研究されており,そして臨床眼科学に於いて初めて応用されている(M.M. Krasnov,1972)。
 現代医学の殆んど,いかなる外科的分野においても(例えば,神経外科学,皮膚科学,耳鼻咽喉科学,実質器官の外科など)発表されたデータはメスの代りにレーザービームを用いる問題に対して間違いのない関心を示している。同じことは生物学にも関係する(細胞のレーザーマイクロサージェリー)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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